稽古−読み合わせ

稽古始まった。読み合わせ。


前半の読み合わせが終わってまず先生に肩をポンポンされ、言われた。
「もっとふてぶてしく、やってほしいな」
私のクッキーは、可愛くて愛されて共感されてしまうらしい。
でもこのお話において愛される人などいなくていい、性格悪い人たちを、お客さんは嘲笑ったり、ドン引いたりしながら、結果としてなんとなく作品全体に愛着が沸けばよいのだ。


ハッとした、心当たりがありすぎて。
気付いてなかった、私は、自分自身は、愛される人でいたいとか、共感されたいとか、あんまりない気がする、(想い自体は滅茶苦茶あるけど、そのために何かをしたり自分を変えたりすることはない、戦争なくなればいいなーくらいの願いなのである)
でも、自分がやる役、特に自分が愛している役については、ものすごく愛されたいという欲がある。
それに向かって媚びまくる。
叫んでも腰痛くなっても愛される、が、大前提で、クッキーは何やっても楽しい人、そうとまで思ってた気がする。
それはもちろんどんな役でもってわけではなく、自分の目から見て可愛らしく見えたからってゆう根拠があるのだけど。


「俳優はものすごく主観的な生き物だ」
山田先生が最初に言ってた。
その主観性は、邪魔だけど、時に正しくその人にしか見えないものが出たりする。
邪魔な間違いを正すのは演出家の仕事だから主観的に見てくれ、ぼこぼこにする。(実際山田先生はぽこぽこしてくる、ぼこぼこって感じじゃない)
私は主観的に戯曲を見るやつなんてバカだと思ってた。
戯曲を読めないやつの典型だ!と、思っていた。
それをやってしまっていた!なんたること!
とても恥ずかしかった。
やっぱり戯曲論は取ろう。笑


今日は、とにかく欲を無くして、ふてぶてしい女をやってみた
結果、みっちーにはやはり元気がなくなったといわれた。
キャラとして前の方がよかったよーと。
だけど先生には年齢を高くしたのは正解ではあると言われた。
もちろん、それで昨日のような遊びがなければというダメだし付きだけど。
こっちで元気を取り戻していけばいいのだ、稽古期間が長くてよかった
大前提を間違えるのは怖いねー




今思うと、東京日記の小渕さんは、すごく主観的だった気がする。
愛されたいという欲もガンガンにあった、私が小渕好きだったから。
本当は誰かのことを嫌いとか、あった方がよかったのに、住人全員が愛しすぎて自分の設定をそうしてしまった、加減に差は物凄くあるものの、基本全員好きで、人付き合いの良い小渕さん。
その結果、ものすごく「みずきの小渕さん好きだよ」と言われた。
でも、もっとお話全体を底上げする方法があったのかもしれないなぁ。
あのときはとにかくキャラクター達と会話するのが目標で、だから自分視点でみんなを見ていて、そのために効果が薄くなってしまったところ、いっぱいあったろうなぁ。
語尾が落ちるとか、いろいろ、客観性、そのひとつで解決されたのかもなー




外小屋はどうだろう。
お布団は、ちょっと主観だった、感情移入、みたいなのしてたし。
オイディプスのことは愛しかったし。
でもあれは作り上げることに必死で役のこととかあんま考えてなかったかも。


電マ。あれはすごかった。あれほどに主観な事はなかったかもしれない。
自分の役と一緒に自分が興奮してたし、息が詰まっていったし、悲しくなったりしてた。
はっきり言って江川さんの役とかアウトオブ眼中だったし、全体像が見えてたのは幽霊のとこくらい。
絶対に言ってはいけないところで教祖を「神様」といってしまうという超ミラクルミスをしてしまうくらい、本当に主観だった。周りが見えてないから、あの時大島君が神様に見えちゃったんだよなぁ。
そうだ、あの時ずっと悲しくて、それは自分の役が最終的に愛してる人に愛されないからなのだけど、悲しい必要なんて一個もなかったのに。殺されるのが無残で醜くあればあるほど、成功で、うららうらら〜って感じになるはずだったのに。
恐ろしい、そんなものを、お金払って見てもらってたなんて、、、、、、うううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう


塩ちゃんのは、毎回一切主観がない。
WSの時点から、それが許されないから。たぶんしおちゃん主観的な役者とか吐くほど嫌いだと思う。私がそうだとしったらさぞ悲しむであろう。
からしおちゃんの役にはやってる自分すら共感できないし、愛せないし、だからやってて結構疲れるし、
だけど、その時の方が疲れてる分神経使えたりするんだろうと思う。
そうだ、主観のほうがちょっと気持ち良いんだ、多分。
それはとってもはずかしいことだね。




主観と、相手とちゃんと話すってことは違うんですかね。
違いますね。
客観性を持って効果とかを考えつつ、ちゃんと相手の話を聞く??????
演技って、むずかしいな、おい。
セリフ読んでたのしーいって、そうゆうやつじゃなかったのかい?
……いや、分かってはいたけど。1年生の頃から。
初めて身に染みてる気がする、遅いなぁ。


今回の目標は、多少不安定でも自分のプランをたくさん出してのびのびやる、ことだったけど、やはり地道に、的確に、精密にやっていくのが正解かもしれぬ。台本が思いの外きっちりしているし。
幸い先生のことは大好きだし、優しくて聞きに行けば付き合うぞって顔で、うれしそうな顔で答えてくれるし、オーディションのせいか総実につきまとうモチベーションの差みたいなのはなくて心地よいし、相手役と仲良くてかつ設定としても仲良しなのは心強いし、精一杯追いつこう。
全体像で、いかに的確に効果を残せるか、ですね。
てゆうか今回恵まれすぎてるなぁ、制作にーなは完全に頼れるし(しっかりしてるのに怖くないのが好き)、演助にくぼまりやまいこが入ってるのもなんだかまるで私の好き放題したようだ。
衣装じゅんこややすみんともコミュニケーション取り易いし、うーん、でも、どんな相手でもするべきなのだ、本当は。




だけど、すごく楽しい気がする。
客観性持って、かつその役を、というか効果を楽しんで。
それがうまくいけば、作品の肥やしになって。
逆に、セリフ読んでるだけよりずっと楽しいものなんじゃない?


まずはモデルがほしいなぁ、セレブでふてぶてしい40代、今更になって、たくさんの作品を見ることの重要性をひしひしと感じるよ……佐藤先生あなたはいつでも正しい………






あともうひとつ。
ミュージカル実習で、死ぬほど好きな曲「エメ」をやった。
私のものがみんなのものになった気分だった、笑

オーディション

オーディション一日目。


春休みにオーディションを受けまくったのがよかったのか、リラックスしてできた気がする。
なにより、ちょっとできなかったなーと思っても、これが限界だ、と思えるようになったというか、これが今の実力を出し切った結果なのだと実感できるようになったのがよかった、春休みありがとう。
しかしやっぱり厳しいなぁ、30人中4人か、、、むりぽよ、、、、
でもどちらにせよ気持ちよく前期を迎えられそうっ


明日もある、明日はもっともっと落ち着いて受けれるから、たのしみだー
台本読むのはたのしいなー
という純粋な気持ちが今大きい気がする、基本的にいつでもあるけど、特に大きい、これは忘れずにいたいね、というか忘れたらやめるだけか、うーむ




新歓飲みに飛び行った。
いちねんせいは緊張してて、うちの学年に似てる気がした。
結局やまみさんやらそうたさんやら太一、くぼ、さえ、まゆか、、、
普段話す人とばかり話してしまった気がするけども
楽しかったからよかった。
サントコもしないし、あのこたちと今度会うのは夏合宿……?
そう考えると稀有な出会いであったな。




7日、えりなとたかみとパンケーキ食べに行った。
お昼に行って4時間待ち、で、マックで話してから、念願のビルズへ!!
んもう、一口目は、この世の食べ物じゃないって、食べ物食べて初めて思ったかもしれない、ってくらい、本当に本当においしかった!あれは天使が食べるもの!
しかしなかなかどうして、3枚目食べ終わる頃には重くて消化になってて、頭とかも痛くなってくる。
でもすっごくおいしくて、いつかティファニーで朝食を、みたいな、贅沢なもの食べる幸せをひしひしと感じたわ。


二人はすごかった。特にえりな。
他の子の話を聞いていると、恋愛って結構軽いものなんだなーと、思ったりする。
いや、軽くない子もいるけど、むっちゃくちゃ重くて婚約までしちゃった子もいるけど、基本、重さが私と違う気がする。
そして日芸は全体的に重い子多い気がする、それは、重い女って意味じゃなくて、(重い人が相手を必要としているとは限らない)相手を心から大切に想って、一生残るような恋愛をしてる子が結構いる。
まぁ、いろいろだね。何が良いとも言えないし。




それにしても昨日、今日はちょういい感じ
このままいい流れになるといいなー!!!神様ー!!!!

久しぶりの朝だ。
大学1年生のとき、夜通し飲んで、ラッシュ前の朝早い下り電車に乗って、電車の中で寝て、赤羽に着いて、朝晴れてやたら空を見て、その頃にはもうラッシュなんだけどぼやけた顔で家に帰る
こんな朝が大好きだった。
こんなことを繰り返していた。
2年生になると、舞台やバイトで詰め詰めになって、家に帰る時間がないから友達の家で適度に寝てそのまま目的地に行ったり、遊びのせいで実習が疎かになるのがいやになり始めて、そもそもむちゃくちゃな徹夜もあんまりしなくなったりした。
でもやっぱり久々に、こんな朝が大好き。
まず早起きが、超苦手だけど、大好きだから、空気が(特に春、夏は)本当にびっくりするくらいおいしいのである。
実際は東京の汚染されまくった空気なのだろうけど。、
遊んだ楽しさを引きずりながら、みんなが気合入れてる朝にぽやぽや家に帰る、その優雅さが大学生だけの特権のような気がしてとても好き。
ほんとはこれでカフェで朝食を取れたら最高なのだけど、徹夜明けは必ずお腹が痛いから無理なのだ。
今も。いやに痛い。
ずっとお酒のせいだと思ってたけど、今日は飲んでないから違うのね。
やまぴーの家に行った。




もうなんか、すごかった。
まず車でお出迎え、おいしいイタリアンを食べ、全額おごってもらい、また車でおうちへ。
そのおうちは『青梅城』の名に相応しくとんでもなく大きい家やら蔵やら。
部屋もびっくりするほど綺麗で、モノが少ない。
でもイイものがたくさん置いてあるし出てくる。
なんか、これが、世の女性が求めてる感じなのかなぁ、と、思ってしまった。
なんだか客観的というか、頭脳的ではあるけど。


車は遅すぎず危なくない超安全運転だし、レストランはちゃんと予約してあるし、飲み物やなんかもめっちゃあるし
不足ない。
やまぴーの友達は、不足ない。笑
それに+αでおもしろい動画集とお金取れそうなほど恐いナイトサファリがついてくるのだから、日芸生はすごいもんだ!


ただ、そういうことに慣れてなくて、最初はドギマギしてしまった。
まず同級生の車に初めて乗ってわくわくした、絶対免許取ろうと思った
総実取れなかったら、免許とろうー!
免許と平行して、バイト、レッスン、それなりに充実するんじゃないのかね
うおお、総実取りたいっ
関係ない


普段彼と遊ぶ時の、ドタバタ感とか道に迷ったり安いお店に入ったり、あのふらふらした感じが全くなかった。
楽しかった、落ち着いたし、満たされた。
しかし、その不自由さが、不自由を楽しんでる感じが何にも代えがたく愛しく思えたりする。
なぞです。




とにもかくにも楽しかった。
明日からオーディションだ

おかえり

広島から帰ってきた。
おばあちゃんは、入院する前よりも、むしろ元気になってるように見えた。
ごはんも一膳食べてたし、私のことも分かったし、少しなら歩けてたし。
最近頻繁にお母さんが帰ってたからなのでは、と思った。
何度も危なくなりながら、医療のおかげで、なんとか生きてる。
自然に死ぬのが生き物として良いみたいに言う人(中には医者も)いるけど、
やっぱり無理にでも生きさせたいってゆうのがあってもいいと思うわ。
植物状態、とか、意味のないものだったとしてもね。


さて。
帰りの電車で読んだしろくまカフェはおもしろくないようなおもしろいようなおもしろくないような漫画だった。
でも2巻も3巻も読むだろうなと思う。
パンダちゃんが動物園でパンダのバイトするのはいいね。
考えてみたら、お客さんはパンダにお金払ってるくせに、現実の世界のパンダちゃんの報酬は最低限の生活を与えられているだけで全然わりに合わない。
小さな檻に閉じ込められて休憩なしで働かされて、馬車馬のようだ。
パンダちゃんは馬車馬。
でもやっぱりパンダちゃんは馬車を引いたりするの無理だろうな、かわいそうだし。


今テレビでVS嵐やってる、久々にみた
長瀬くんかっこいいくそかっこいい
長瀬くんのドラマが面白くなかったことがないのはなぜだろう。
クドカンが多いからかなー
ハンドク、IWGP、歌姫、タイガー&ドラゴンうぬぼれ刑事、ハラちゃん
うおぉ、クドカン多い!
全部おもしろかったなぁほんとに
そういう意味では二宮のドラマも面白くなかったことないな
ぱやぱや
うわあースーツ着てやくざっぽくなる人かっこいい




あさって、から学校。
楽しみだなぁ。

いつかティファニーで朝食を

夜は、ちょっと寂しいね


でも建設的な関係に近づく気がするわ。二人はほとんどいつも楽しいけど、今まで建設的じゃなかった気がするから。でも建設的ってなんだろう。お互いがお互いの成長に繋がって、お互いの支えになって、生活も仕事も充実し向上する……?
でもそれってお互いが個々によくなるだけで案外寂しいのかも。




と、思ったのは、今日読んだ漫画『いつかティファニーで朝食を
これがなんとなく買ったわりにものっすごくツボ。
主人公まりちゃんが、日々の仕事や恋愛に悩みながら、とってもおいしい朝食で一気に元気を取り戻すはなし
まりちゃんには3人友達がいて、恋愛至上主義ののりちゃん、主婦してる栞、男が苦手なリサ。
それぞれが状況に適した悩みを持っていて、そう、とってもおいしい朝食で一気に元気を取り戻す。


なんでツボかというと、まず朝食好きだから。
実際にあるお店だけを漫画内でも書いているのだけど、どれもこれも本当においしそう(〃⌒ー⌒〃)


そしてなによりまりちゃん。
まりちゃんはとてもよく悩むのだけど、いろいろ考えた結果外に出る部分はいつもポジティブ
いや、根から明るい人なんてそんないないしそれをポジティブというというんだけど。
そして小さなことですぐ回復する。
悩みが人生とかでっかいことのわりに、立ち直る幸せがちっちゃい。ちっちゃいのだ。
おいしい朝食、とか。晴れてる、とか。
中途半端なまりちゃんがとても好き。
共感というのはおこがましい気がするけど。
あ、でも、豪華なおせちはうちと同じで共感した。
まりちゃんを見てると聞きたくなる、確かにあの瞬間は最高だったけど、ほんとにその仕事好き?
満足せず悩み続ける人は実はポジティブだ。


栞は主婦で、悩みも、そうなんだろうなぁって思うけど体験してないからわからん、が、栞の感じてる幸せが本物だってことがすごくわかるから、んー、栞になる可能性が、まりちゃんと同じくらいあるのだろうな。
どんくさいし。
平凡なところが似てる。


のりちゃんは、圧倒的にえりなに似てる。
モテるとこも、垂れ目も、着てる服も、言ってることも。
だから一見タイプの違うまりちゃんとのりちゃんが特に仲良しなのも納得できる。
のりちゃんが生きてるのはシンプルな世界。
好きな男に愛されて、食べれるだけの仕事と、本当に心を許せる友人が数人。
それこそが大事なもの。
その価値観を、周りの人は羨ましいな〜とか言っといて、実際は私の方が○○してるからこの子よりバカじゃないわ、とか、思ってたりする。
高校の時から、周りのえりなに対する羨ましいな〜が、私の辞書にある羨ましいな〜と違うのは感じていた。
私は羨ましいとゆうより、えりなは正しいなぁと思っていた。いる。
結局いろんな欲望に振り回されて複雑ないろいろがこびりついているけど。
もちろんのりちゃんそのままなわけない、まずえりな浮気は絶対しないし、賢い分あそこまで純粋じゃないし、実は全く悩んでないかもしれない
シンプルなところ以外一致してないかも。
でも多分見えてる世界が似てるんだろう。
いわゆる猛禽、タイプなのかもなぁ。
やっぱ猛禽好きだわ、少なくとも自分のこと正当化したり可哀想だと思ったりすることに興味ない感じが好き。


唯一わからないのはリサ。
4人の中で唯一のびのびしてない、周りを牽制し、我慢する、リサ。
唯一朝食で元気出ない。
そこまではまぁ分かる、
しかし私はまず、美人で男が苦手なやつなんて見たことがない。
家庭環境が悪い友達は何人もいたけど、その中でも美人は、明るく男と、大抵女とも、話す。
てゆうか美人で内面は別として表面上暗い人少ないよなぁ、見たことないかも、ずるいぽん
本質的に男がいらない子とかはいるが。
ましてや私は恋人でもない限り男を女と違うものとしたことがないから全く分からない。
いや、そうゆう子に出会ってないだけのような気がしてきた。


猛禽とリサがちょっと気が合わないのはおもしろかった。
多分リサはいつもニコニコしてる猛禽がバカに見えるし猛禽はリサの悩みが理解できないだろうなぁ
でもそれはそれこそ育ってきた環境が違うからしょうがないのよね
でもリサも猛禽、って呼ぶのやめよう、のりちゃんもかわいいところあるし
どちらとも話したいなぁ。


私がどっちなのかはわからんなぁ、中途半端。
モテないわけじゃないけどモテるわけじゃないし
太陽みたいに明るいわけでもなければ人に心配してもらえるほど暗くもない
全部平凡だぁ
平凡はかっこわるい


あと、まりちゃんは7年付き合った彼と別れてめっちゃダメージ受けながらも、朝食とか友達とかで新しい私いいじゃん!彼氏ほしい!みたいにやってるのに
リサは彼と別れて以降男やだってなってしまってその自制が食べ物とかまで影響する
その違いはどこから来るのだろう
やっぱリサが他の3人と高校生から仲良しなのはほんとかよって感じがするなぁ




そう、こんなに深く考えたかった訳じゃなく、パーラー!
パーラーがでてきた!!!
だから好きなの!!!笑
パーラーは江古田の、こうじさんのお店で、毎日やる気のない看板を出す、パン屋さん、そこで朝食を食べたとき最高だった
また行きたいなぁ




とにもかくにも、いつかティファニーで朝食を、ブログみたいなこの漫画、2巻しか出てない上に月イチ連載だから次いつ出るか分からんが、いい漫画を見つけた。嬉しい。






ところはヒロシマ
ヒロシマをカタカナで書くとなんか意味持つ感じになるのはやだ

ものすごくうるさくてありえないほど近いジャンゴ

映画2本見た。


ものすごくうるさくてありえないほど近い
すっごい泣いた、トイストーリー3程ではないけど、何回も泣いて毛布が冷たくなってしまった。
私は親が子を愛してる物語に弱い、めっぽう弱い、愛されてる子供が結婚したりするとそれだけで涙出る。
それは実の親じゃなくても、育ての親とか、弟子と師匠とかも、なんか弱い。
ストーリーはもちろんだけど、一人で、暗い中で見てたのが大きいのかも。
彼が、お酒のせいか寝てしまって、こんな孤独と向き合う映画を一人で見ろなんてそんな残酷な、と思ったけど、なんとなく最後まで見たい気分で見て、結果、予想通り切なさがぶわんぶわんだった。
子供に感情移入して父母を思って泣き
母に感情移入して隣で寝てる人(もしくはその人じゃなくても、抽象的に、そうゆう感じの存在)を思って泣いた。
すぐに人肌が欲しくて、布団に潜り込んで、すぐに安心した。
一緒に見てたら、孤独感も寂しさも死んだ悲しさも分散されて、まず感情移入しなかっただろうな。
昼に見てたら、明るくして見てたら。
そんなもんである。
ただ昨日あの環境で見たあれはすっごく良かった、母はすごい。




映画好きな人は、一人で映画見てておかしくならないのか不思議である。
家で見るときは基本的に親が一緒だから、全ての感情が分散される気がする。紛らわされる、というか。
コメディーを見るときは人と見るほうが絶対楽しいからいいのだけど。
あの映画やあの映画を一人で見たら、もっと感動してたのかも。
うーんでもやっぱり一人で見るのはやだなぁ、家族モノの感動も、恋愛モノの胸キュンも、不思議モノの不安も、コメディーの楽しい気分も、悲しい話の悲しさも、分散したり消化したりできないのは想像しただけでやばい。つらい。共有はできなくても別にいいんだけど。
何度も見てたら、慣れてくるのか。


ああ、舞台だけど、エッグは一人で見た。
そういえば舞台は結構一人で見てる気がする、宝塚含め。
舞台は帰り道があるからなぁ、最初はいろいろ考えても歩いてるうちに普通になる、のかな、
いや、だめだ、宝塚は消化できないのが溜まってしまったのがよくなかった。
好きを溜めすぎて実生活にも侵食してきていろいろだめだった。
エッグも帰り道練馬着くまでふらふらだったけど、まいこんちに泊まってたくさん演技の話したりしたから落ち着いたのかも。


いろんなときに思うけど
私は映画や舞台や本、作品を見た後影響されやすすぎるところがある。
ミーハー的な意味でも。
赤色が好きなのも多分そうだし。
私が好きな作品のヒロインが大抵赤好きだった。
いや、ほんとに今は赤色好きなんだけど、好きな作品に影響されて催眠術みたいな。
これは佐藤先生風に言うと役者に向いてないってやつなんだろうなぁ
こないだ、紀子の食卓を見た後も、周りが暗かったからか、いろんな人に二度と会えない気がして、悲しくて悲しくてしょうがなくて、電車の窓に映った自分の顔が酷くてびっくりした。
向いてない、かぁ。




2作目は、ジャンゴ。
映画館で、1列目で見た。
1列目なんてはじめてーと思って、座ってから気付いたけど、僕は妹に恋をするも1列目だったな
あの映画はびっくりするほどつまらなかった、未だにつまらなかった映画圧倒的第一位だし、今後何を見てもあれよりは面白かった、となりそうなくらい、やばかった。一度も面白い波が来なかった上に結末も気に入らなかった、なんだったんだろう。


さてジャンゴ。
血とか、もともと趣味じゃないと思うの、私は。
しかしこれがなかなかなどうして、面白かった。
なんせスカッとする。
いいじゃない、撃ちまくるの、せいせいするじゃない。
そしてツッコミどころがありすぎて。特に前半。
まぁ元々趣味じゃないだけあって、黒人同士を戦わせてるのとか、本来しなくてもいい撃ち合いで悪いことしてないやつが死んだりするのは不愉快というか不本意だったけど。
平和なほうがいいよう。
プロレスとかも周りに好きな人多いけど、(それが普段優しくて温厚で大好きなひとだったりするから、多分暴力とかじゃなくてすごい魅力があるんだろうな、プロレスには、まだ私には分からんが)誰かが痛いよりは痛くないほうがいいに決まってる。
しかし、それは変わらずじまいだけど、なぜか結果見てよかったし嫌いじゃなかった。
あのドイツ人は完全に好き。
奥底で崇高っぽいこと考えてるのにコスくてひょうひょうと自分が得する感じすごい好き。ポアロっぽい。
西部劇っぽい雰囲気とか、大きい農園とかは、思いっきし趣味だった。


隣のカップルの女の子が、撃ちまくるシーンで顔抑えてて、いかにも耐えられないって感じの、不愉快そうで、このカップルは映画館出た後いやなムードになったりするのかなぁって思ったら男の人のほうが心配になってしまって、そういえば遅れてきたし、遅れたのもあんたのせいよ、みたいになるのかなぁこの女の子気が強そうだし、とか、多分一番の見せ場であろうところで半分神経を隣のカップルに向けてしまった。
あと隣の女の子ほど無理じゃないことに気付いて、こうゆう映画も実は苦手じゃないのだ、と気付いたり。
少なくともラストの爆破はスカッとしたなぁ、なんかバカみたいにかっこよかったし、女の子は顔抑えてたけど。
バカみたいにかっこよかったはうそだな、バカみたいだったな。
ディズニーのラストみたいだった。





とにかく、隣のカップルが仲良くごはんを食べてることを祈るばかり。
字幕始まった瞬間席立ったしなぁ。
心配だなぁ。

はてな本当に使いづらい

ばんちゃんと、その次の日に加藤さんに会った。


ばんちゃんは不思議な友達だ。
あっちは理系で、こっちは芸術系
全く違う道に進んだようで、なんだか一番近い道に進んだ人のように思える。
お互い行きたいところに行って、そして就職に強くないからか(笑)


久々に会ったのに近況とかは特に話さず
高校の時スタバに5時間いたあのころと同じように
昨日あったことやそこにあることを、つらつらと、
サムギョプサル食べながら、サムギョプサルうまいって話しかしないで
まるで明日会うかのように別れて
不思議である。ほんとはなかなか会えないのにね。
でもこの子がいるといないとでは大違いであるよ。
本当に泣きそうなときにちょっと話すだけで安心するのだが
ちょっと話せる人がいるのは幸せなことよ
たぶんばんちゃんも、本当に泣きそうなときだけ私とまともな会話をしている。
泣きたいときに泣きたいと、周りの人や親やTwitterに言うことがどうしてもできない性格の者には不可欠な存在であるよ。


高校の時、彼女との間に倦怠期みたいのがあったのを私はよく覚えてる
彼女の胃に穴が空いたのは山田のせい以外考えられないと誰かに言われた
なんだったんだろうなぁ、今考えたら、意味不明な仲違い。
倦怠期ってそんなものか。
それを言ってきた誰かは加藤さんだった気がする。
加藤さんは、私がずっと思い描いてたような大学生活を送ってる
夢のキャンパスライフ。
私はなんだかそれとは違う大学生活を送ってる気がする、あんなキラキラドンドンしてない
でも、違う生活送ってても、関係が変わらないのがうれしい。
加藤さんの懐でっかい人柄が全く変わらないのが本当にうれしい。
もう波紋されてもいいぐらい酷いこと重ねてしてるのに
いつも許してくれて好きでいてくれる、聖母のようだわ。


加藤さんとプラデ見た。
にのみや。
にのみやは東野圭吾の主人公に合うってゆうことが分かった
こまっしゃくれてる感じが
プラデ、遺伝子で能力や性格や人生が決まるやら、決まらないやら
やっぱりサスペンスは2時間だと短いよなぁ
連ドラで10時間くらいかけて見るに限る、流星の絆見直そう。


きょうはたぶん暇、明日も、暇なのかな
暇はやだなぁ